flower
●お茶の花… 白 く て か わ い い 花 ですが・・・

お茶農家さんたちにとっては
╲ happy ╱
「 いやぁ 今年もかわいい花が咲いたねぇ〜 。(´ω`)。 」
… とは ならないようです 。
なぜなら、 花が多く咲く茶園ではよいお茶がとれない と
いわれれており、 じっさい 花が多く咲くと 栄養分が花や
実の方にいってしまうので 葉にチカラがなくなります。
ふつう、 茶園の茶の木は 茶摘みや剪定をよく行うので上のほうに花がつくことはありません。
毎年10月頃〜 茶園の端っこや 下のほうに ちらほら と白くかわいい顔をのぞかせます。 …という程度です。 しかし、 何らかの原因によりダメージを受けてしまった茶園は上のほうにもたくさんの花が咲くそうです。
お茶の木にしてみれば… 弱ったじぶんから次の世代へバトンをわたすために 頑張って花を咲かせているのでしょう。。植物ってすごいなぁ と。 ( ←感心してる場合ではない )
お茶の花 白くてかわいい花なのですが…
あまり咲いてくれるなよと お茶農家さんたちは 日々せっせと茶園の手入れをしているのであります。
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***ところで、 新茶の時期(4月〜)になりますと 我が家の食卓には お茶っ葉の天ぷらが上ります。
うす衣でさっと揚げたお茶っ葉の美味しいこと。。 口の中に新茶の香りがふわぁ… と( ̄ω ̄)〜**
これは お茶の花でもやってみたい… と 思うのですが
まだ試したことはございません。 そもそも お茶の花 って 食べれるのだろうか… ?
…ということで ちょっとだけ 調べてみました。
お茶の花は 「茶花」(ちゃか) とよばれるそうです。 (← 勉強不足で 最近知った次第です )
この 茶花 が メタボリックシンドローム対策の新素材 として研究、注目されているらしいのですね。
「茶花抽出エキス配合」 など飲料やサプリメントを 見かけるようになりました。 ダイエットやメタボ対策を
サポート …だそうです、 が、 どうぞ皆さま 健康のためには …てきどに運動も(^ω^;
ちなみに 日本の一部地域では 古くからお茶の花を食べたり、 煎じて飲んだりしていたそうです。
島根県の お茶の花を煎じた 「花番茶」。
お茶の花を煮詰めたものに 豆や米などの具を入れ お茶漬のように食べる 「ぼてぼて茶」。
京都でも お茶の花を天ぷらにしていただくところがあるそうです。
いずれも 加熱 されているようですから、 とりあえず 生 以外の調理法でためしてみるとよいですね。
やはり まずは 天ぷら でしょうか… お茶農家さんちの 秋の味覚 いっこ追加 と…
おや? …茶葉のためには 「 あまり咲いてくれるなよ 」 で ありました 。
秋の味覚は レア(希少) なほうが ありがたし … 。
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*** ちなみに 茶の湯でいう 「 茶花 」 は 「 ちゃばな 」 と読み、 茶室に生ける花のことをさします。
***「 重 要 」*** 花などを食べることに関して(茶の木も含む)
食用として管理されたもの、「 食用花/エディブルフラワー・・・食用として厳しく管理・育成(無農薬等)され、青果として出荷されるもので、 サラダなど 生食可。 または 自分で管理・育成したもの(毒性のない品種)など 」 以外を むやみに食すると お体を害する恐れがあります。
自己管理、自己責任のもと、お楽しみください…(^^; あと、よそ様のを勝手に収穫…もダメですよ。